こんにちは。
戸田市笹目町の惣右衛門公園そばのみしまデンタルクリニックです。
「子どもの歯科検診は、いつから始めればいいの?」
当院でも、このような質問をよく受けます。
今日は、お子さんの初めての歯科検診についてお話しします。
乳歯が生え始めたら受診を
多くの自治体では、1歳半と3歳に歯科検診を実施しています。
しかし、1歳半の歯科検診ですでにむし歯になっているお子さんも見受けられます。
1歳半ではすでに離乳食が進んでいたり、何本も乳歯が生えていたりするお子さんもいますので、タイミングとしては少し遅いのです。
前歯の乳歯が生えた頃、個人差はありますが1歳までには「歯医者デビュー」をおすすめしています。
歯医者さんは怖くない!
みしまデンタルクリニックでは、お子さんの検診でいきなりお口を開けさせることはありません。
まずは歯医者さんの雰囲気やスタッフに慣れてもらうところから始めます。
少し大きいお子さんには、治療器具を触ってもらったり、「どうして歯医者さんに来た方がいいのか」などをお子さん目線でお話ししています。
その後の診療をスムーズに進めるためにも、まずは「歯医者さんは怖いくない!」と知ってもらえるようにしています。
お子さんの検診で行うこと
お口を診せてくれるようになったら、むし歯の有無だけでなく、歯ぐきや舌、お口の粘膜の状態、歯並びや顎の発達に異常がないかなど、お口全体を確認します。
歯ぐきの下で待機している歯や、顎骨の状態を確認する必要がある場合などを除いて、レントゲン検査はなるべく行わないようにしていますのでご安心ください。
トラブルが見つかった場合には、お子さんの月齢に合わせて治療計画を立てます。
とくに問題が無い場合は、歯質を強くするフッ素塗布、むし歯にならないよう奥歯の溝を埋めるシーラントなど、お口の状態や月齢に合わせて予防処置を行います。
さらにご家庭でのお口のケア方法、歯磨きのポイント、離乳食の与え方など、保護者さんに丁寧にアドバイスいたします。
まとめ
歯科医院は「むし歯を治療する」ためではなく、「お子さんをむし歯から守るパートナー」として、赤ちゃんのうちから頼っていただければ幸いです。
みしまデンタルクリニックではキッズスペースを完備し、子ども好きなスタッフがやさしく対応するなど、お子さんの「歯医者デビュー」をしっかりサポートいたします。