こんにちは。
北戸田駅・戸田駅が最寄りで、惣右衛門公園そばの「みしまデンタルクリニック」です。
35歳以上の3人に2人が歯周病、または歯周病予備軍と言われています。
だから、「歯磨きの時、歯ぐきから出血する」、そんなことがあっても「よくあること」と、見逃していませんか?
実は、歯周病は、全身に不調や深刻なトラブルを引き起こす恐れがある病気のひとつです。
つまり、タイトルの「歯周病は命に関わることがある?」という疑問の答えは「本当」です。
歯周病が病気を悪化させ、命にも関わる?
歯周病によって発生する毒性物質は、歯肉に炎症を起こします。
そして血管に入り込んで全身を巡り、さまざまな病気を引き起こし、悪化させるのです。
歯周病が原因、もしくは歯周病菌が治癒の邪魔をしていると考えられる疾患を上げてみましょう。
・狭心症、心筋梗塞
・脳梗塞
・動脈硬化
歯周病を患っている人は、そうでない人の2.8倍、脳梗塞になる確率が高いといわれています。
・糖尿病
歯周病菌が体内に入り込むとインスリンの働きが低下するため、合併症を起こすと、糖尿病の治癒を遅らせてしまいます。
糖尿病を患っている人が12か月間、歯周病治療を行ったところ、7.8%の人の糖尿病が改善したというデータがあります。それほど歯周病と糖尿病には密接な関係があることが明らかになっています。
・誤嚥性肺炎
・骨粗しょう症
・関節炎、腎炎
・低体重児出産、早産
妊娠中の女性はホルモンバランスが安定しない時期のため、妊娠性歯肉炎が起こりやすくなっています。
出産時のリスクが約7倍も高くなるともいわれていますので、お口のケアには十分ご注意ください。
定期メンテナンスで生活習慣病も予防
歯周病は、糖尿病や心疾患と密接に関わる生活習慣病のひとつです。
生活習慣病は、サイレント・ディシーズ(静かな病気)とも言われ、ゆっくり静かに忍び寄ってくる病気です。
初期の歯周病は、自覚症状が少ないため気づきにくいのですが、早期発見・早期治療できれば、歯磨きの徹底と歯科での定期メンテナンスで改善を目指せます。
歯周病かも?と思ったら放置せず、「気づいた時にはかなり悪化していた」とならないためにも早めの受診をおすすめします。
みしまデンタルクリニックではマイクロスコープや拡大鏡を用いて、より精度の高い診察とカウンセリングを実践しています。
「お口の中から全身の健康を見直したい」という場合は、いつでもご相談ください。
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